2014年1月4日土曜日

人材育成

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。


  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「人材育成」について記載します。




人が教えない

昔は指導という言い方をすることが多かった思います。
やり方を徹底的に教えるという感じです。

最近はコーチングという考え方が出てきました。
あくまでも本人に課題に気づかせ、解決策を考えてもらうやりかたです。
また、OJTも人を育てるのは仕事であって、人ではないと考えることもできると思います。


何をやってもらうかは大切 


成長は各人で自己責任において、、という考え方があります。
とはいえ、環境は大切です。
特に入社年が浅い人は自分で成長する方法がまだわからないことも多いと思います。


おすすめ本


  • コーチング・バイブル-人と組織の本領発揮を支援する協働的コミュニケーション-第2版
  • 質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?

リーダーシップ

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。


  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「リーダーシップ」について記載します。


流行りは変わりつつある


昔はカリスマ的なリーダーが好まれていた印象があります。
が、メンバーから共感を得、個性を生かすためのリーダーシップが注目されていると思います。

また、リーダーは選ばれしものだけでなく、誰でもなれるという意見が多くなっています。
とはいえ、性格が悪い人がなるのイマイチな感じにしかなりませんが。。


とはいえ、スーパーマンが望まれている

  • コミュニケーションスキル
  • 人材育成スキル
など多様なスキルを求められます。
そして、専門性を追求してきた人がリーダーになるとキャリアについて悩み始めたり、メンバーの専門性の低さにうんざりすることがあります。


組織上のリーダーだけがリーダーではない


組織の枠を超えて仕事をすることがあります。
リーダーになるかもしれません。
仕事を進めるにあたり役割が与えられます。
役割ごとにリーダーが異なることもあります。
つまり、どんな人でもリーダーシップを発揮する場面はあるということです。

おすすめ本


  • サーバントリーダーシップ
  • リーダーシップ・チャレンジ 
  • ハイ・フライヤー―次世代リーダーの育成法
  • なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践

読書術

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「読書術」について記載します。

本を早く、かつ、内容が残るように読む


なるべく多くの情報を得るためにたくさんの本を読めるようになるといいですよね。
また、読んだ内容はメモを取るなどして残るようにしましょう。
1つのテーマに対して5冊読めば大体のことはわかる言われるみたいです。

速読術は合うあわないがある


大きく2つのやり方があるかと思います。
  • 目を早く動かしてたくさん読む
  • メリハリをつけて読む
私は後者のメリハリをつけて読むですかね。
フォトリーディング、なんてのも見かたを変えればメリハリをつけて、、ですね。


おすすめ本


  • 本を読む本
  • 読書について 
  • 王様の速読術
  • あなたもいままでの10倍速く本が読める

タイムマネジメント

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「タイムマネジメント」について記載します。




時間を有効活用する


  • 優先順位をつけましょう
  • 人に仕事を任せましょう
とかそんな感じです。

「優先順位が自分の意志に関係なくきまってしまうよー」
「任せられる人はいないよー」
という嘆きはありますが。。


おすすめ本

  • TQ- 心の安らぎを得る究極のタイムマネジメント

心理学

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「心理学」について記載します。




心理学に関連するお話でよいかと・・・


心理学というと難しそうなイメージがあります。
というか実際には難しいんだと思います。
ただ、人がなぜものを買うのか、とか、コミュニケーションを円滑に、とか考えるにはちょっと知っておくとよいです。


行動経済学


単純に数字だけで経済学を語ることは難しく、人の心理が働くというお話です。
投資が好きな人は行動ファイナンスも面白いと思います。



おすすめ本 


  • セイラー教授の行動経済学入門
  • 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」

コミュニケーションスキル

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「コミュニケーションスキル」について記載します。


言えば伝わるとは限らない


ついつい自分が思っていることは言えば伝わると思ってしまいます。
が、多くの場合、一部しか伝わらなかったり間違って伝わることがもあります。


相手が思っていることを理解する


聞く力が大切で、そのためにはうまく質問を使うといいです。


気配りもあるとなおよい


逆に自己中だとうまくいかないことが多いですね。


おすすめ本


  • 「話し方」の心理学―必ず相手を聞く気にさせるテクニック 
  • プロカウンセラーの聞く技術
  • この「聞く技術」で道は開ける 一番いい考えを引き出すノウハウ
  • ピープル・スキル
  • 自分の小さな「箱」から脱出する方法

ドキュメンテーションスキル

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「ドキュメンテーションスキル」について記載します。


考えたものを可視化する


課題解決スキルが向上しても、それを説明できないともったいないです。
また、課題解決プロセスにおいても頭の中を書くことでより課題解決ができるようになります。


表現方法


  • 箇条書き
  • 図(モデル)
  • 文章

図(モデル)


四角の箱を線でつないで、、という感じですね。
「何を表現するか」が大切で、そのために適切な表記方法と情報量を決めましょう。
必ずしも図である必要はなく、表がいいときもあります。


IT業界で図(モデル)と言えばUMLですかね。
UMLの書き方、というよりも何を表現するための表記方法か、を知っておくことが大切です。


文章


わかりやすい文章を書きましょう、という話です。
とはいえ、時間のかけすぎもよくないのでどのくらい本気で書くかはその時々で判断しましょう。
この文章もすごくうまくない気がします。。



おすすめ本


  • マッキンゼー流図解の技術
  • 説得できる図解表現200の鉄則―ロジカル思考をアピールする概念図はこう描く
  • 説得できる文章・表現200の鉄則 第4版 ネット時代の横書き仕事文はこう書く 
  • 理科系の作文技術

課題解決スキル

ヒューマンスキル系のスキルとして下記を紹介しました。
  • 課題解決スキル
  • ドキュメンテーションスキル
  • コミュニケーションスキル
  • 心理学
  • タイムマネジメント
  • 読書術
  • リーダーシップ
  • 人材育成
その中のここでは、 「課題解決スキル」について記載します。


思考プロセス


課題解決を行うためには
  • 現状把握
  • 課題発見
  • 課題解決
の3つの手順をふみます。
上記がスムーズに流れるのが理想です。
が、そんなに簡単ではありません。

なので、思考パターンを活用するのが良いと思います。

  • ロジカルシンキング
    網羅性。
  • クリティカルシンキング
    掘り下げる。

思考パターンにはめようとすると
思考の美しさにこだわってしまったり、
うまく考えきれない点が気になったり、
が起きたりしますが、気にしすぎない方がいいと思います。
アジャイル的思想で、あとで修正すればいいので。


フォーカス


網羅性を追求しすぎると時間がいくらあっても足りません。
ある程度、網羅的に把握できれば集中的に取り組む課題を決めるほうがいいです。
そのための考え方としては下記があります。
  • 仮説思考
    すべて調べてから取り組むのではなく、おそらくこれだろうと仮説を立て、仮説を確認しながら進めていくやりかたです。
  • ソリューションフォーカス
    原因を追究せず、解決することに集中する考え方です。


おすすめ本


  • 考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則 
  • グロービスMBAクリティカル・シンキング 
  • クリティカルシンキング (入門篇)
  • 仮説思考 BCG流 問題発見・解決の発想法
  • 組織の成果に直結する問題解決法 ソリューション・フォーカス

データ分析のスキル

ビジネス系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 戦略論
  • マーケティング論
  • データ分析
その中のここでは、 「データ分析」について記載します。


データ分析の「データ」とは?


主に下記の3つではないでしょうか?
  • 市場調査結果
  • 売上
  • PV数などWebページ参照に関するデータ
データ分析サービスを提供しようとしている場合は違ったデータを扱うと思います。
が、いったんおいておきましょう。


データ分析の手法は高度であるべきか?


個人的にはNo、だと思います。
  • 分析の対象は過去
  • 分析結果の活用対象は未来
ということを考えると、過去を分析しても未来にすべて生かすことは難しいといえます。
一時期、自動予測が流行りましたが、外的要因が過去と未来では違うとずれてしまいます。
そして、時代の変化の早さやユーザの嗜好の多様性を考えると、年々ずれ方は大きくなっていています。

予測が悪だ、という話ではありません。
予測がずれることがあり、ずれたときに修正できることが大切です。
また、予測ではいい数字にならない場合、それを覆すだけの努力をし、予想を超える数字を未来に作る必要があることもあります。
なので、分析手法を理解しておかないと、どこを修正すればいいかがわからなくなります。

また自動化自体も悪ではありません。
すべての意思決定を人がすべて実施する時間はありません。
企画者が関与する部分は自動化すべき対象ではなく、人がある程度介在してみないといけない対象を扱うことになると思います。



データ分析結果をどう使うか、が大切


データ分析した結果、それが生きないと意味がありません。
分析した結果をもとにアクションを起こせないのであればもったいないです。
よって、可能なアクションを意識しながらデータ分析を行うべきです。


データ分析をどの程度仕組化すべきか?


BIやダッシュボードといったキーワードが流行ったかと思います。
が、やはり柔軟性に乏しく、分析目的が異なると使えないものになります。
何かがおかしい、ということに気づくための仕組化は行うべきです。
が、なぜおかしいかまで仕組化するのはある程度パターンが見えてきてからでいいと思います。
なんだかんだ、他人が作った分析ツールは使いづらく、自分で作ったExcelが便利だったりします。
残念ながら。。


データ分析の結果をどう表現するか?


ザックリでいうと次の2つです。
  • グラフ
自分が伝えたいこと見たいことに合わせて適切な方法を選びましょう。
最善の方法を都度考えると正直、結構時間がかかります。
なので、労力とリターンのバランスは考えましょう。



おススメ本


  • 数式を使わないデータマイニング入門
  • ビジネス統計学【上】
  • ビジネス統計学【下】
  • 直感的統計学
  • 鈴木敏文の「統計心理学」―「仮説」と「検証」で顧客のこころを掴む
  • Tesco顧客ロイヤルティ戦略
  • その数学が戦略を決める
  • まぐれ―投資家はなぜ、運を実力と勘違いするのか
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

2014年1月3日金曜日

マーケティング

ビジネス系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 戦略論
  • マーケティング論
  • データ分析
その中のここでは、 「マーケティング論」について記載します。


基本はユーザにどう認知してもらうか?


営業のための戦略とも言えるかと思います。
なので戦略論とも重複はあるのですが、営業を意識してちょっと書いてみます。



以下、おススメ本と一緒に考え方のいくつかを紹介します。

ユーザに認知してもらう


ユーザはたくさんのサービスの中から選ぶことになります。
なので、ブランディングが大切になります。

おススメ本

  • フォーカス! 利益を出しつづける会社にする究極の方法
  • 顧客ロイヤルティを知る「究極の質問」

 

サービスを売る


従来はモノを売るという考え方でした。
が、サービスを売る時代です。
そして、そのサービスから得られる経験を売る時代です。カスタマーエクスペリエンスですね。

おススメ本

  • [新訳]経験経済
  • インビジブル・マーケティング―「見えない商品=サービス」を売り込む四つの鍵
  • ラブロック&ウィルツのサービス・マーケティング

値段を決める


端的にいうと安い値段か高い値段か、です。
  • 中途半端はよくない
  • 一度安くすると値上げは難しい
あたりは知っておくとよいかと思います。

おススメ本

  • プレミアム戦略 
  • なぜ安くしても売れないのか―一人二極化消費の真実

ユーザ心理を考えて売る

買うと決めるまでにユーザはいろんなことを考えます。
  • 女性と男性の違い
  • 購買プロセスについて
  • 行動経済学
 などは知っておくといいと思います。

 おススメ本

  • 彼女があのテレビを買ったワケ―男がわからなかった 女が商品を選ぶ本当の理由
  • ウーマン・エコノミー―世界の消費は女性が支配する
  • 購買意欲はこうして測れ ストップウォッチ・マーケティング4つの原則
  • なぜこの店で買ってしまうのか―ショッピングの科学
  • なぜ選ぶたびに後悔するのか―「選択の自由」の落とし穴
  • セイラー教授の行動経済学入門
  • 予想どおりに不合理―行動経済学が明かす「あなたがそれを選ぶわけ」
  • 急に売れ始めるにはワケがある ネットワーク理論が明らかにする口コミの法則


その他、おススメ本


ネクスト・マーケット 「貧困層」を「顧客」に変える次世代ビジネス戦略
T.レビット マーケティング論

戦略論

ビジネス系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 戦略論
  • マーケティング論
  • データ分析
その中のここでは、 「戦略論」について記載します。


基本は何を強みにするか?


ユーザは選びます。
選ばれるためには何かユーザの気を引くものがないとダメです。
それが強みです。
そして、その強みをどのように見つけるかの考え方が戦略論かと思います。



ガチンコの競合との比較論


ザックリですが、2つの考え方があると思います。
  • マイケル・ポーターのポジショニング戦略
    外部環境を観察し、優位立てるポジションを決める
  • ジェイ・バーニーのRBV(リソース・ベースト・ビュー)
    自社環境を観察し、優位立てるポジションを決める
     
個人的には世の中はポーターの思想を採用することが多いかと思います。
その結果、身の丈に合わない事業に手を出した時に失敗してしまうのかと思います。


ニッチ(な感じ)の戦略論

  • ブルーオーシャン戦略
    ニッチではない、と本には書いていますが。。
    特徴点を分解して考えるための方法としていいと思います。

IT業界ならではの戦略論

  • キャズム
    限られたユーザには評価されるが、万人に評価されるのは大変だ、という話です。
    どうすりゃいいのさ、という点では難易度高めですが。。
  • ロングテール
    IT化が相当進まないと難しいのと、ロングテールを支配できるだけのユーザボリュームが必要になるかと思います。
    そこまでの力がある記号は少数だったりも。。


おススメ本 (上記以外で・・・)


コア・コンピタンス経営―大競争時代を勝ち抜く戦略ゲーム理論で勝つ経営 競争と協調のコーペティション戦略
兵法三十六計の戦略思考―競合を出し抜く不戦必勝の知謀
戦略論-Harvard Business Review on Strategy-1994-1999
戦略論-Harvard Business Review on Strategy-1957-1993

ソフトウェア企業の競争戦略

プロジェクトマネジメントのスキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「プロジェクトマネジメント(PM)」について記載します。


各工程で何をするかを理解し、次へ進めるために何をすべきかを考えること

基本は人にお願いをするのが仕事です。
全体を見渡せるポジションにあるのがPMです。
また、企画者はプログラミングをしないことが多いので、どうすれば開発者が仕事をしやすいかを考えましょう。


具体的な方法はプロジェクトごとに異なってしましまいます。
なので、魔法の杖はないのですが、いろいろな思想を持っておくことが大切だと思います。
なので、いくつかの開発方法論の思想を取り入れるのが良いと思います。



アジャイルの思想を取り入れる

なんだかんだ言ってもウォーターフォール型で開発することが多いと思います。
しかし、IT業界の中でも特にネット業界は
  • 早くリリースする
  • あとで改善できる
  • 請負型ではないので厳密な工数見積もりが不要
という特徴があるため、アジャイルの思想を取り入れるべきです。

取り入れやすいアジャイルの特徴としては次があるかと思います。
  • ドキュメントは必要最小限にする
  • 修正を繰り返すことを良しとする
  • コミュニケーションを重視する
 XPとScrumの違い、までは踏み込まなくていいかと思います。


RUP(Rational Unified Process)の思想を取り入れる


RUPは設計ツールに依存する部分もあるので、細かい点はさて置きで良いと思います。
  • 必要な成果物を都度選ぶ
  • リスクが高いところからつぶしていく(リスク駆動)


EUP(EnterpriseUnifiedProcess) の思想を取り入れる 


RUPよりももう1つややこしいので、古いですが日本語訳を紹介しておきます。
知っておきたい思想としては、システムリリースをすればそれで終了ではなく、
  • 稼働フェーズ(運用)
  • 引退フェーズ(サービス終了)
があることを意識しましょう、という点です。



おススメ本


ピープルウエア 第2版 - ヤル気こそプロジェクト成功の鍵
アドレナリンジャンキー プロジェクトの現在と未来を映す86パターン

アジャイルモデリング - XPと統一プロセスを補完するプラクティス
アジャイルと規律-ソフトウエア開発を成功させる2つの鍵のバランス-

ラショナル統一プロセス〈RUP〉ガイドブック - RUP実践者を成功に導く

エンタープライズ統一プロセス

テスト設計のスキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「テスト設計 」について記載します。


基本は業務フロー図とユースケースを正しく書くこと


テストはいくつかのフェーズがありますが、企画者はテストケースを自ら作成しなくてもいいと思います。
代わりにといってはなんですが業務フロー図とユースケースをしっかりと書き、テストケースと差異がないことを確認しましょう。


予備知識としてテストとは何かは知っておこう


各テストフェーズで何を確認するかは明確にしておきましょう。
各テストの役割の定義は曖昧だったり、リスクが高いテストを先にやることはあります。
メンバー間ですり合わせをしましょう。
その時に原則として各テストで何を確認するかは知っておいた方がいいです。

例えば、受け入れテストで境界値テストをする必要はありません。
ただ、テストデータの作り方はセンスが重要で、なるべく少ないテストケースで怪しげなデータを網羅できるように作った方がいいです。


おススメ本(一応・・・)

 ソフトウェアの欠陥予防 ― テストより確実な品質改善法

データ設計スキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。


  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「データ設計」について記載します。


データ設計とは


システムでどんなデータを扱う、管理するかを決めます。
言い換えると企画者は下記を決めればいいです。
  • ユーザに入力してほしいデータ
    例:氏名、住所
  • ユーザが参照したいデータ
    例:預金残高

逆にシステムを動かすために使うデータは決めなくていいです。
例えば、バッチを定期実行する日時です。


段階を踏んで設計する


最後はシステムに実装するための設計になります。
なので、データベースがOracleかMySQLか、といったレベルまで気にしないといけません。
しかし、企画者はそこまで気にしないでよく、下記を順番に設計すればいいです。
後のフェーズになるとエンジニアと一緒に考えた方がいいでしょう。

  1. データ一覧(概念データモデル)作成
    顧客情報、購買履歴、位のレベル感です。
  2. データ項目(論理データモデル)作成
    顧客情報として、氏名、住所、電話番号を保持する、位のレベル感です。
    文字数、データ型(数字、文字列など)も決めましょう。
  3. データ間の関係性(論理データモデル)を作成
    下記のような内容を記載します。
    • 顧客情報に対して、購買履歴が関連づいている
    • 顧客情報:購買履歴=1:N(1:多)



表記方法


下記2つを書くとよいでしょう。
  • データ項目一覧
  • ER図
    色々な書き方がありますが、IDEF1Xがおススメです。
    ER図はVisioなどがないと書きづらいです。
    なので、ER図っぽい書き方でもいいです。
    箱と箱をつないで、「1」「多」と書くだけでもいいです。
    データ項目まで書くと図がにぎやかになって見づらいときもあるので、その時は概念モデルだけを書くようにするといいです。

クラス図は不適だと思います。
クラス図はプログラム開発のためのモデリング技法かな、と。


おススメ本


UMLモデリング入門 本質をとらえるシステム思考とモデリング心理学

ユースケース作成スキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。


  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「ユースケース作成」について記載します。


ユースケースとは

人とシステムの関係を書いたものです。
もう少し掘り下げると、
  • 人がシステムに何をお願いすること
  • システムが人に返すもの
を表したものです。

画面仕様書があれば十分という説もありますが、ユースケースを実現するための画面仕様書です。
なので、
  • なぜその画面仕様になっているか
  • 画面が足りているか
を確認するためにユースケースは必要になります。

ユースケースの書き方

  • xxx(アクター)がxxxする
  • システムはxxxを表示する
という感じです。
システムの実装方法は書きません。
システムはブラックボックスとして扱います。

ユースケースの注意点

  • アウターは人の役割を指していて、人や組織の名前ではありません
  • 実装方法は書きません
  • ユースケース図だけでは抽象的すぎて情報量として不十分です
  • ユースケースシナリオはテストケースになります
    テストケース作成時にユースケースシナリオを参照しましょう。


おススメ本


ユースケース実践ガイド―効果的なユースケースの書き方
ユースケース導入ガイド―成功する要求収集テクニック

業務フロー作成スキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。
  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「業務フロー作成」について記載します。


業務フローとは


業務の順番です。

例えば、下記です。
  1. オペレーターがお客様の問い合わせを電話で受け付ける
  2. オペレーターが問い合わせ結果を記録する
  3. マネージャーが問い合わせ結果を参照する
  4. 参照した結果をもとに商品開発部へフィードバックする

ポイントは下記を明確にすることです。
  • 誰が
  • 何をするか 
逆に下記はまだ気にしなくていいです。
  • システムで実現するか、否か


記載方法


上記で書いたように、順番がついた箇条書きで書く方法があります。
が、まずはザックリでいいと思いますので、フロー図を使うのが良いと思います。

フロー図の書き方は下記の2つがおススメです。


フローチャート

長所

  • よく見る表記で、Excelでも書ける
  • なんとなくわかりやすい

短所

  • 情報処理のための表記法のため、「誰が」とう概念が抜けている
    なので、BPMNでいうスイムレーンを追加することが多いです。
  • 厳密な表記方法がわかりづらい
    「JIS X 0121:1986」で表記方法が規定されているようだが、古かったり派生版があったりして、よくわからない。
    まぁ、厳密な表記方法を知りたい人がどれくらいいるかは謎ですが。。
  • MDA(モデル駆動型アーキテクチャ)のような思想には向かない
    MDAは流行らないという説もありますが。。

BPMN

長所

  • 表記方法が明確
  • 業務モデルの表記に特化している
    システムモデルの要素がないため、不要なことを書いてしまう心配をしなくてよい
  • 業務ルールも一緒に記載できる

短所

  • Excelでは書けない
    お手軽なところだとVisioでしょうか
  • フローチャートに慣れた人は新しい表記方法になるので面倒と思ってしまう


個人的にはBPMNがおススメです。
が、現実的にはExcelでフローチャートですね。。


おススメ本


とくにありません。

要件定義スキル

システム系のスキルとして下記を紹介しました。

  • 要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など)
  • 業務フロー作成
  • ユースケース作成
  • データ設計
  • テスト設計
  • プロジェクトマネジメント 
その中のここでは、 「要件定義(ビジネスモデル設計・機能一覧など) 」について記載します。


大切なのは考え方


具体的なスキルというのはありません。
スタート時点になるので、どの順番で何を優先的に考えていくかを考えます。
つまり、広さをまずは重視し、その後メリハリをつけます。



メリハリの付け方


ものを考える時に何を中心に考えるか、が大切です。
設計思想としては
「xxxオリエンテッドアーキテクチャー」
「xxxドリブンディベロップメント(xxx駆動開発)」
なんて言われているものが思想的には該当します。
仕組み的には開発設計技法だと思いますので、そこまで踏み込んではいけないと思います。


私がおススメするのは「リスク駆動開発」的思想です。
リスクを早めに軽減・回避することを念頭に置いて、要件を決め、修正していきましょう。



結局は慣れ??


体系的にスキルを習得するのは難しいので「はい、そうです。」だと終わってしまいます。。
ただ、知識の引き出しを増やすことはできます。
要件の書き方は会社やプロジェクトにて規定されることもあるので、考え方を豊富に持っておくことで良いスタートダッシュを可能にしましょう。


おススメ本


要求開発と要求管理―顧客の声を引き出すには
ソフトウェア要求管理―新世代の統一アプローチ 
要求仕様の探検学 - 設計に先立つ品質の作り込み
ライト、ついてますか - 問題開発の人間学

2014年1月1日水曜日

ヒューマンスキル系の仕事内容とスキル

スキル一覧にてシステム系、ビジネス系、ヒューマンスキル系の3つに分けられると書きました。
ここではヒューマンスキル系について書いてみます。

職種や業種を問わず必要なスキルだと思います。
ただ、企画職は色々な関係者間の調整役を担うことが多いため、より高いスキルが求められると思います。



ちょっと広めに書いてみました。
それぞれについてはおいおいで。。

ビジネス系の仕事内容とスキル


スキル一覧にてシステム系、ビジネス系、ヒューマンスキル系の3つに分けられると書きました。
ここではビジネス系について書いてみます。
ビジネス系に関してはスキルというよりも実践機会が乏しいため、知識の要素が強いかもしれませが。。

ザックリでいうと下記3つが大切かつ、知識習得もやりやすいかと思います。


以下で、もう少し具体的に考えるために開発と運用に分けて考えてみます。


開発

一言でいうと「何を作るか?」です。
単純に要件定義と言ってしまうことも可能です。
が、もう少し踏み込むと次のようになると思います。
  • 市場調査
  • ビジネス戦略(何を特徴とするか)
  • マーケティング(どのように売っていくか)
  • 契約(パートナーシップを使う場合)

運用

多くの人を巻き込んでいく必要があります。
  • ナレッジ共有
  • 改善(業務・プロダクト・サービス)
  • 売上分析
  • 問い合わせ対応


なかなか体系化が難しいのですが、ざっとこんな感じでしょうか。
開発と運用で重複もあるので厳密な区別は不要かな、と思います。

それぞれついてはおいおい紹介していきます。

システム系の仕事内容とスキル

スキル一覧にてシステム系、ビジネス系、ヒューマンスキル系の3つに分けられると書きました。
ここではシステム系について書いてみます。
仕事内容を記載しており、それらを遂行するスキルを身につけましょう、という感じです。


バリバリ開発や設計が出来ればそれに越したことはないです。
が、逆にそこまでできるなら企画になるのはもったいないですし、企画になりたい、と思わないでしょう。
IT業界で初めから企画をやりたいという人は少なく、開発の道を究めるのを断念し、企画の道へという人が多い気もしますし、そこまで求めるのは酷な気がします。

先に書いてしまうと、システム系としてのスキルとしては下記になるかと思います。

なぜ、上記5つなのかについて、システム開発の工程をベースラインとして記載してみます。
開発工程の名称はWikipediaに記載しているVモデルを採用しつつ、別名称も併記してみます。
★で重要度を記載しています。上限は★5つです。


要求分析(ビジネス要件定義):★★★★ 


ITを使って何を実現するか、どんなビジネスをするか?
スタートラインですね。
本来、企画はここが大事なのですが、
・現実的には企画者に裁量がないこともある
・具体的には後フェーズで決めることもある
ため★を1つへらしています。

  • ビジネスモデル設計
  • 業務フロー設計
  • 業務ルール設計 


基本設計(システム要件定義):★★★★★


システムに何を実現させるか?
システム構築に時間がかかる、リスクが高い、といった場合、要求分析で決めたことを変えることを検討しないといけません。
このフェーズでは大きなリスクを抱えていないかを見極めることが重要です。
システムとビジネスのバランスを考えることが大切で、両者を考えられる人は少ないたて、とても大切なスキルといえます。

このフェーズの成果物は次のフェーズに向けて開発者へ要件を伝えるドキュメントとなります。
このドキュメントは抜け漏れがないようにというよりも抜け漏れがあった時に気づけるように書かないといけません。

  • 機能一覧設計
  • ユースケース作成


機能設計(外部設計・論理設計):★★★

システムにどう実現させるか?
どんな機能を実装させるか?
このフェーズでシステム設計者・開発者へ主導権を移します。
成果物をすべて作れる必要はないです。
が、企画者が作成したほうが早いのであれば作成したほうがよいです。
か、要件が伝わりづらい部分だけは作成する手もあります。

最低でも成果物をレビューできるスキルは必要です。
ここでのレビューは要件が正しく伝わっているか?漏れていないか?を確認します。

  • 画面仕様書作成・レビュー
  • データ項目作成・レビュー


詳細設計(内部設計・物理設計):

システム構築のための設計です。
企画者はこのフェーズはエンジニアにお任せでいいと思います。


コーディング(プログラム開発):

プログラム開発です。
企画者はこのフェーズもエンジニアにお任せでいいと思います。


単体テスト:

プログラム開発したものが正しく動くかを確認します。
企画者はこのフェーズもエンジニアにお任せでいいと思います。


結合テスト:★

プログラム間、モジュール間、サービス間で連携して正しく動くかを確認します。
基本、エンジニアにお任せでよいですが、テスト漏れがないかは確認しましょう。


システムテスト(機能テスト):★★★

欲しい機能が正しく動くかを確認します。
主に下記がタスクになりますが、テスト担当と分担してもよいと思います。
  • 要求分析(ビジネス要件定義)で作成したドキュメントの見直し
  • テスト項目の作成


受け入れテスト(業務テスト): ★★★★

システムを使って業務が遂行できるかを確認します。
実業務は想定になることが多いため、想像力が必要となります。



ここまで各フェーズについて書いてみました。
2つ抜けている観点があります。

  • プロジェクトマネジメント(PM)
    実際に企画の人がどの程度PM業務を行うかはありますが、少なくとも何を実施するかは知っておくべきですね。
  • 非機能要件
    性能、セキュリティなど機能として見えづらい要件です。
    個人的にはここはエンジニアに任せていいと思います。
    ただし、エンジニアと会話できるようにはなるべきです。


具体的なスキルについてはおいおい紹介しますね。

スキル一覧

他業界との違いを書いてみました。
違う点もありますが、同じ点もあるはずです。

何が違うかという部分を掘り下げようとも思ったのですが、難しいな、と挫折。。
なので、これ以上は掘り下げず、「IT業界における企画スキル」の一覧を書いてみます。



大きな分類


次の3つに大別するのがいいと思います。

システムのことを知らずにアイデアばっかり出していると妄想と言われるかもしれません(笑)
逆にシステムのことしかしらないとオタクと言われるかもしれません(笑)
ヒューマンスキルが低いと嫌われ者になるかもしれません(笑)

バランスが大事です!
以上、ではイマイチですね。。
よって、以降で順に記載していきます。